2025/12/25 17:58
今回のお香立ては、家具製作を主とする graf(グラフ) 様に製作をお願いしました。

graf様は、素材の循環や、その先に続く時間までを考えながら制作を続けている工房です。

今回のお香立てには、
家具をかたどる過程で生まれる 「端材」 を使用しています。

本来であれば処分されてしまうこともある端材。
けれどそれは、決して使えない材料ではなく、
「どうすれば、もう一度役割を持たせられるか」を考えるところから
今回のものづくりは始まりました。

家具の端材から生まれた 関守石(木)。
そして、その関守石(木)の端材から生まれた、今回のお香立て。
素材はかたちを変えながら、静かに循環しています。


製作はすべて手作業。
一つひとつ木目や表情が異なり、同じものはありません。

取材に伺ったのは、冷たい雨が降る12月上旬。
手がかじかむ中でも、丁寧に削り、磨かれていく姿に、
長く家具づくりを続けてきた職人技を感じました。

今回は、4種類の木材 を使用したお香立てをご用意しています。
コンパクトなサイズ感で、場所を取らず、
お部屋のどこでも、気負わず香りを楽しんでいただけます。

それぞれに個性があり、
ころんとした佇まいがどこか愛おしい。

日々の中で、静かな時間にそっと寄り添うお香立てです。

